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いのちをみつめる研修会

昨日は、本年度のビハーラ安芸の
第1回いのちをみつめる研修会 
第一部のパネルディスカッションに登壇者として参加してきました。

第一部創作劇「看取りについて」
パネルディスカッション
第二部創作劇「葬儀について」
パネルディスカッション
第三部創作劇「グリーフケアについて」
パネルディスカッション

悲しい時には、思い切り泣きましょう。
泣くのをこらえてがまんしていると、どこかで無理が出てきます。
泣けるような環境を作る、用意してあげるということも大切なことです。

人間というのは、ひとりで生きているのではありません。
肉親・家族・親戚という関係のほかに
幼馴染や学校の同級生、会社の同僚/上司部下、趣味や遊びの仲間、
隣近所や地域の仲間。などなど。
生きているうちにもう一度会っておきたい、という場合もあるでしょうし、
葬儀があれば最後のお別れにぜひ参列したい、という場合もあるでしょう。

そういう観点から考えると、
家族葬や直葬(葬儀をせず直接火葬場に行く)というのは
残された人間、周囲の人間にとっては
最後のお別れの機会がなかった、ということになります。
心のけじめ が つかないことになるのですね。

葬式仏教 と言って 葬儀ほかを非難される方もありますが、
なにも華美にする必要はないのです。
死別の悲嘆を受け止める場、
グリーフケアの場として
再評価することも必要だと思います。
また
死んでからがお坊さんの出番、ではなく
生きているうちからかかわっていく、という方向に
取組が広がりつつあります。
時代は変わりつつありますよ。

次回の研修会は7月25日(木)13:30-15:30
「生きかた 死にかた」
龍谷大学教授・京大病院医師 友久 久雄 先生
場所は本願寺広島別院安芸門徒会館です。
ぜひご参加ください。


昨日は医院の夏レクでカープ観戦。
先週の週間予報では雨で心配していましたが、雨でなくて良かったです。
表向きは4番打者のホームランの打ち合い、
会沢の決勝ホームランで快勝! という試合ですが、
じつは堅い守備が勝利に貢献した試合でもありました。
会沢、守備も良かったですよ。
P1020681.JPG広島ブログ
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デイサービスはピンキリ

先日の夕方の事なんですが。
半年ぶりに、ある人が受診されました。
御家族に連れられて。
ろれつが回らない、右手が動かない、
ふらついてちゃんと歩けない、
というのですね。

脳梗塞です。

で、
いつから症状があるのですか、と聞くと
この方、いつもと同じようにデイサービスに行っており、
昼前からこういう症状が出ていた。
状態がおかしいので迎えに来てほしい、と
施設から連絡があった、
というのです。

家族、っていっても
同居しているわけではなく遠くに住んでいますし、
仕事をしているので すぐ駆けつけることも出来ません。
こうして
ろれつが回らないという異常が発生してから
医療機関を受診するまで
4時間が経過してしまった、という状況でした。

すぐに脳血管疾患専門の病院に救急車でお願いをしました。
で、
それがどうしました?
ということなんですけれども。
治療には「ゴールデンタイム」があるのです。
脳梗塞を発病して3時間以内なら使える治療があるのです。
血栓溶解療法、といいます。
http://www.fukuoka-stroke.net/webguide/article/detail/category_detail_id/133?k=t-PA

病院に着いて、検査をして、
それから治療開始となりますから
病院到着は発病から2時間以内であることが必要です。
脳血管疾患を疑わせる症状がみられたら
できるだけ早く専門病院を受診する、
これが大切なんです。
しばらく様子を見ましょう、なんていうのは よろしくありません。
家族に迎えに来させるというのも、よろしくありません。
ろれつが回らなければ、救急車で病院へ
というのが正解なのです。
一般常識だと思うんですけどね。

この方の場合には、デイサービスに行っていました。
つまり
介護職員のもとで こういう事態を招いています。
非常にレベルの低いデイサービス施設であると言うしかありません。
デイサービスによっては、看護師を配置している所もありますし、
何かあればすぐ電話で主治医に判断を求めてくる所もあります。
いや、
むしろそういうデイサービスが当たり前と思います。
デイサービスというのは高齢者が利用する施設ですから
心疾患や脳血管疾患をおこすことは十分に考えられ、
それに対応する手順を決めているのが普通なんです。
職員を対象に、病気についての研修をしていることが普通なんです。
ろれつが回らなくなった人を3時間4時間放置しておく、
なんて
信じられないことなんです。

デイサービスなどは、利用する時間により介護報酬が決まります。
早退し、利用時間が短ければ、報酬が少なくなるわけです。
体調が悪くなっても、病院に連れて行かない方が
デイサービス施設としては収入が稼げます。
病院には連れて行くな、家族に迎えにこさせろ、
(早退させず少しでも長くここに滞在させろ)、
というのでは、
金儲け第一主義の運営と批判されても仕方ないのです。
ふだんの施設長や理事長の朝礼や訓示が
金儲けに徹したものであるのかもしれません。

デイサービスは、レベルがピンからキリまであります。
評判のいい所もあり、評判の悪い所もあります。
大きな建物、新しい建物のところが内容がいい、とは限りません。
急変時、急病時の対応はどうなりますか?

利用開始前に確認されておくことをおすすめします。
家族に迎えに来てもらいます、
というところは、 やめておいたほうがいいですよ。


宇宙兄弟21限定版
今回はAPOのぬいぐるみです。
孫のものになっちゃいました。
P1020639.JPG広島ブログ
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中国の漢方薬草から高濃度の残留農薬

カープ、昨夜は4-2の時点で勝ったと思って聞いていたのですが
2度もダブルスチールされれば、そりゃ負けるでしょう。
守りの意識が弱まっているとすれば
カープの野球は出来ません。
8回今村、9回ミコライオというのが勝利の方程式。
昨夜は、方程式から大きくはずれた起用をしています。
勝利の方程式を壊し今村を下げる必要があったのか?
監督の談話、楽しみにしておきましょう。
(朝刊は夜読んでいますので)


さて、
緩和ケアの領域では、漢方薬はけっこう使用します。
食欲不振、しびれ、下痢/便秘、長引く咳、などなど。
ときどき、
東洋医学(漢方医学)さえあれば西洋医学はいらない、
という立場の医師。
漢方は全く使用しない、という立場の医師。
両極端の医師がいます。
が、いずれも間違っていると思います。
(あえて、間違っている、と言わせてもらいます)

患者のためになることなら、
漢方だろうと西洋薬だろうと、利用すればよいのです。
私は漢方薬をたくさん利用している医師の部類になると思います。

ただし根拠は必要です。
何の根拠もなく、漢方を利用することには反対です。
それは健康保険外で、自費でやってください。
健康保険のお金や税金を投入するからには
患者家族、国民に説明できるだけの根拠は必要なのです。


漢方薬に不都合な情報をお知らせしておきます。

中国の漢方薬草から高濃度の残留農薬、グリーンピース
AFP=時事 6月25日(火)16時31分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130625-00000040-jij_afp-int
中国で漢方用の薬草を調査した結果、高濃度の農薬が検出されたと発表した。
消費者の健康や環境への害が懸念される。
***

健康のために、と思って使用した薬が、
じつは健康を害するかもしれない、
という状況にあります。
中国産品は、食品も薬もどうにも信用できません。

漢方薬としては、中国の輸入物ではなく
日本の製薬会社のものをおすすめします。
製品の品質チェックは行き届いていますから。
残留農薬が基準を超える、なんていう事態にはなりません。
津村、クラシエ、コタローなど、
健康保険が適用される漢方薬はたくさんありますよ。


露庵 大手町店
食べログ
http://tabelog.com/hiroshima/A3401/A340101/34001334/
バイキングなのでデザートの写真のみ撮っています。
地場の野菜を使用しており、女性に人気のお店です。
P1020622.JPG広島ブログ
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ビハーラ安芸 いのちをみつめる研修会

マエケン、オールスター1位選出さすがですね。
活躍を期待しましょう。
広瀬は日本記録を出しましたので
選ばれるかな、と思っていましたが
丸は予想外。
オールスター出場で自信をつけて欲しいですね。


昨日のブログのコメント欄でも少し触れましたが、
ホスピス活動というのはキリスト教文化のもとで発展し
日本にも導入されてきました。
初期のすばらしい先達ももちろんキリスト教者です。
ですから
キリスト教者にとってはなじみやすいと思いますが、
多くの日本人は仏教徒ですので
あちこちに なじみにくい違和感が存在しています。
その違和感をいかにすべきか?
というのが現在の私どもの大きな課題の一つです。
その課題を浮き彫りにするための具体的試みの一つとして
私がJA広島総合病院の緩和ケアチームリーダーだった時に
宮島の大聖院の吉田座主をお招きして講演会を開催したりしています。
(JA広島総合病院と宮島は目と鼻の先ですので。)
昨年度の在宅・施設医療ネットワーク広島の活動では
藤井聡之住職の講演会を開催しています。
この問題については、
まだまだ私の中に確固とした答えがあるわけではありません。


キリスト教だけではなく、
浄土真宗のなかでも
エンドオブライフに関する活動がおこなわれています。
ビハーラ活動 と呼んでいます。
ビハーラと名前のついている病院やホスピスもあります。
(その内容の詳細や優劣まではここでは言及できません)


本願寺広島別院、安芸教区では
ビハーラ安芸 という活動をおこなっています。
これがもう20年を迎えています。

ビハーラ安芸 結成20周年記念大会のホームページから
一部引用いたしますと
***一部引用
医療・福祉関係者等と共に協力し、病床や高齢者施設におられる方々、その家族の精神的な不安や苦悩に寄り添い和らげ、安住を促し、生き抜こうとされる方の支えになろうとすることを主眼とする「ビハ-ラ活動」を提唱・・・
***引用終わり
http://www.aki.or.jp/topics/%E3%80%90%E9%96%8B%E5%82%AC%E8%A6%81%E9%A0%85%E3%80%91%E3%80%80%E3%83%93%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%A9%E5%AE%89%E8%8A%B8-%E7%B5%90%E6%88%9020%E5%91%A8%E5%B9%B4%E8%A8%98%E5%BF%B5%E5%A4%A7%E4%BC%9A/

さて、
本年度のビハーラ安芸の
第1回いのちをみつめる研修会 が開催されます。
平成25年6月27日(木)
会場:本願寺広島別院 安芸門徒会館
12:30受付
13:00開会式
13:20第一部創作劇「看取りについて」
13:40パネルディスカッション
14:00第二部創作劇「葬儀について」
14:20パネルディスカッション
14:40休憩
14:55第三部創作劇「グリーフケアについて」
15:15パネルディスカッション
15:40閉会式

このうち、
第一部のパネルディスカッションに
私が登壇することになっています。

どなたでも参加できます。
当日、会場にお越しください。
参加費は1000円です。

問い合わせ先はビハーラ安芸事務局
本願寺広島別院内 082-231-0302



今週の花
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映画いのちがいちばん輝く日

横川シネマで映画
「いのちがいちばん輝く日」あるホスピス病棟の40日
滋賀県にある終末期を迎えた癌患者のための医療施設ホスピス「希望館」の日常を映した溝渕雅幸監督のドキュメンタリー映画。
を見てきました。

死をまじかに控えた人たちが入院してきます。
その心の変化などをていねいに追いかけて映像にしています。

6月22日に横川シネマと三篠公民館の共催イベントで
映画セミナーの講師を
緩和ケア薬剤師がおこなっていました。
でも
映画を見てからセミナー講師をしたわけではないのですね。
というわけで
緩和ケア医と薬剤師が二人で映画を見に行ったのでした。
セミナーに参加されていた方も 何人か映画に来られていました。
関心が非常に高いということなのでしょうね。


癌による痛み。
痛みが強いと、他には何も考えることが出来ません。
そこで緩和ケア病棟に入院して
専門的な緩和ケアを受ける。
そうして痛みが軽くなってくると、
ようやく人間的な思考、やりたいことの要求が出てくるようになります。
楽器を演奏したいと思えば出来ます。
家に帰りたい、と思えば帰れます。
外泊し東京に孫の顔を見に行きたい、と思えば出来ます。
痛みで苦しんでいる段階では
こうした人間らしい思いは出てきません。
そういう意味では
痛みをコントロールするための専門的施設として
ホスピスがしっかりしていることが地域にとって非常に大切なことです。

でも
この映画で言いたかったことは、それだけではありません。
ある一人の人間が死んでいくこと。
それは、その人間にとっては人生の物語の終わりかもしれません。
しかし、子どもや孫、友人・仲間にとっては
その人といた人生の物語は続いていくのです。
その人は、心の中に、いつでもいるのです。
物語に書き継がれ、引き継がれていくのです。
こうして
人生の物語を引き継ぐ、ということが繰り返されていきます。
死はけっして終わりではない、ということなんです。

この映画、ぜひ御覧になってください。
横川シネマで上映中です。

昨日は映画のあと、溝渕雅幸監督と、
映画に出てきたホスピスのホスピス医 細井順さんの
トークショーがありました。
質疑応答も含め、とても貴重な時間を共有できました。

緩和ケア医が、ホスピスもいいな、と思ったところ。
亡くなられた後、御自宅に帰られる前に
礼拝室に全員がそろい、
医師がその方の人生について総括されます。
引き続きチャプレンによるお祈りの言葉がとなえられます。
在宅では、
このように「あらたまった」人生総括の場はあまりないです。
全くない、というわけではないのですが、めったにないです。
こういう時間を持つことはいいなあ、と思いました。
在宅の場でもなんとか出来る範囲で取り組んでみたいと思います。



溝渕雅幸監督と、細井順ホスピス長と。
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