呼吸器内科|緩和ケア 折口内科医院・広島

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気管支喘息の治療 その2

2008 年 12 月 8 日

喘息の治療には、

1:今おこっている発作を軽くする治療、 
2:今後の発作をおこさないための治療 
の2通りがあります。 

とにかく今の発作を軽くする治療としては、気管支を広げる薬(気管支拡張剤)が有効です。しかし、この効果は一時しのぎであり、長続きしません。こういった薬は「リリーバー」と呼んでいます。(野球で、ピンチのときに登板する投手を リリーフ と言いますね、それと同じ要領です。)

気管支が広がり、息が楽になると、「もう喘息はなおった」と思う人もいますが、残念ながらそれはちがいます。自分では苦しいと感じていなくても肺機能は低下しており、ちょっとの刺激で次の発作を起こしやすい状態は続いています。 
そこで、「次の発作をおこさないための治療」が必要です。これがステロイド吸入薬であり、喘息物質を抑える薬です。(ロイコトリエンという物質の働きを抑える薬がよく使用されます。)

こうした薬はすぐには効きませんが、喘息そのものをコントロールできますので「コントローラー」と呼んでいます。野球でいえば、先発完投型投手でしょうか。喘息の治療には、リリーバーとコントローラーの2種類が必要なのです。

さて、あなたの薬、どれがリリーバーで どれがコントローラーでしょうか? ちゃんと2種類の薬を使用していますか?


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