呼吸器内科|緩和ケア 折口内科医院・広島

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インフルエンザについて(1) ~インフルエンザとは~

2009 年 11 月 13 日

昨年から今年にかけ、インフルエンザが話題です。 現在、3つの「インフルエンザ」があり、混同している方もおられるようです。
簡単にまとめをしておきましょう。

インフルエンザとは

季節性インフルエンザ
毎年流行するインフルエンザです。Aソ連型、A香港型、B型の3種類があります。
A型は高熱、関節痛でぐったり、というケースが多い典型的インフルエンザです。
B型はそこまで高熱にならず、下痢など消化器症状のこともあり、比較的軽い病状で、流行も春先から5月にかけてみられる年が多いです。
高齢者が罹患すると、続発する肺炎や脱水などで死亡する危険性があり、年間1万人程度がインフルエンザにより死亡していると推定されています。
高病原性トリインフルエンザ
2009年5月までは、新型インフルエンザとして H5N1高病原性トリインフルエンザがヒトに流行するようになるのでは、言われていました。致死率がおよそ60%と非常に高いです。
現在までに全世界で400名程度が罹患し、200名以上が亡くなられています。
今でも消え去ったわけではなくエジプトやインドネシアなどで発生が続いています。
2009新型インフルエンザ
2009年5月以降に流行を開始したもので、2009年11月現在「新型インフルエンザ」と呼ばれているものはこれです。当初はブタインフルエンザとも呼ばれていました。
ほとんどの人は軽症ですみますが、一部にウィルス性肺炎をおこしたり、急速に悪化する人があります。死亡率は季節性インフルエンザ並み、あるいはそれ以下のようです。

企業などでは、「新型インフルエンザ対策」マニュアルなどを用意し、厳重な対応を想定していましたが、これは高病原性トリインフルエンザに対するものです。
2009新型インフルエンザは、そこまで死亡率は高くないので、ここを混同しないことが必要です。
新型インフルエンザにかかると死ぬ、とあまり恐怖心にとらわれないように、落ち着きましょう。


次はインフルエンザのワクチンについてです。


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